仏像
軽暑の候。
日中は、汗ばむ 陽気となり、初夏を思わせる 季節となりました。
梅雨の 訪れは、今少し 先でしょぅか?
「シュウプロの よもやま話」
今日も、気の向くまま、よもやまに つづって いきたいと思います。
さて、今日の話題は・・・
近年、日本の 歴史と 文化を 今一度、よく知りたい といぅ方が 増えている 様ですね。
仏像ファン なる方々も、かなり いるとか。
ところで、皆さんは、仏像のことを どの位、知ってます?
興味を持って見てみると、仏像にも、個性が あるのを ご存知ですか?
見た目にも、貫禄たっぷりの仏様や、艶めかしい姿の仏様も いますし、ご利益にも
得意分野が ある様です。
そんな 仏像は、4つの大きな カテゴリー に分けられます。
【如来】
いわゆる、‘ほとけ’ として、完全な悟りを開き、仏の国 ‘浄土’ を経営する、いわば
仏像界の プレジデント的な存在です。
奈良や鎌倉の大仏様が、典型的な 如来像です。
基本の形は、釈迦如来。
薬壺を持っているのは、薬師如来で、病気平癒が 主なる ご利益です。
鎌倉の大仏様は、指をOKの形にする 阿弥陀如来。
最高位の大日如来だけは、特別に 冠や アクセサリーなどを 身に着けています。
【菩薩】
如来様を目指して、活動中の 仏像界の プリンス。
自分より、まず他者を 救うことに全力を注ぐ、‘菩薩行’ によって、人々の近くで
活躍します。
このグループには、観音菩薩、地蔵菩薩、弥勒(みろく)菩薩など、有名で人気の
高い 菩薩たちが たくさんいて、身体を 色々な形に 変化させた 菩薩たちも います。
頭がたくさんある、十一面観音菩薩。
腕がたくさんある、千手観音菩薩。
たいてい みな、整った顔立ちのイケメン または、美女の姿に 造られていますが
なかには、顔の怖い 馬頭観音菩薩 もいます。
子育て、安産、交通安全 等々と、菩薩の ご利益は、何でも ありです。
ですから、全国の お寺には、菩薩が 多く見られる様です。
【天部】
インド神話の 登場人物(神)が、仏教の世界に編入した とでも いえるもの。
甲冑で武装をした 四天王、帝釈天 などの男神は、仏教界の ボディーガードです。
弁財天、吉祥天 などの女神は、豊穣の 恵みを もたらす とされています。
‘弁財天は、恋仲を引き裂く’ などの 俗信があり、良い面と、怖い面を 併せ持つのが
特徴です。
大自然が 恵みと脅威を もたらす様に、善悪の 二面性を 持っている訳です。
通り一遍の 善人ではなく、どこか人間臭いところに ファンが 多いと いわれている
様です。
毘沙門天 などの 武神は、戦勝祈願から 仕事の ご利益。
弁財天 や 伎芸(ぎげい)天 などは、芸能音楽の ご利益が あるとされています。
但し、恐ろしい 一面も 持ち合わせていますので、生半可な気持ちで 拝んでは いけません。
【明王】
如来様が 怒りの姿に 変身したのが 明王 です。
有名な 不動明王は、あの 最高位の 大日如来 が 変化した姿 だとされています。
仏様も いつも 優しい顔を しているだけでは 済まない様です。
ご利益は、幅が広い様ですけど、あまり 頼りすぎると、叱られてしまいそぅですね。
また、愛染明王は、縁結びで 知られています。
そぅいえば、‘仏の顔も三度’ なんて、言葉も ありましたね。
いくら 優しいからといって、迷惑かけたり、約束を守らなかったり し続けていると
さすがの 仏様も、ぶち切れる ってことですね・・・あの、大魔神の様に?
これは、確かに、怖そうです・・・気をつけましょ!
’えんリフォーム‘ シュウプロ は、時どきの 出会いを 大切に!
出会えた ご縁を 大切にしたい。
そんな 気持ちで 日々、仕事に 当たって おります。