よもやま話

蠟梅(ロウバイ)

初春の候。
暦の上では、大寒を迎えましたが、何となく 暖かな雨。
どことなく、降る雨に 春の匂いがしませんか? 春の予感?

「シュウプロの よもやま話」
今日も、気の向くまま、よもやまに つづって いきたいと思います。
さて、今日の話題は・・

この時季、秩父でも 春の匂いを 漂わせるものがあります。
秩父・宝登山山頂にある 蝋梅(ロウバイ)園では、ロウバイの 花が見頃を 迎えます。

650坪400株1500本黄色い花々は、まるで陽光のように明るく
優しい香りを 漂わせながら、枝いっぱいに花を咲かせます。
花の少ない、この季節に咲き、とても良い香りを 放ちます。

ロウバイは、1月~2月にかけて、黄色い花を付ける、落葉広葉低木と 割れるいわれるものです。

この花は、中国が原産で、日本には、17世紀頃に 渡来しました。 
中国から来た事もあり、‘唐梅(とうばい)’ とも呼ばれ、中国名も 蝋梅です。

一説に、‘蝋細工のような、梅に似た花’ といぅ事から、‘蝋梅’の名になったとも いわれています。

この ロウバイは、土壌をあまり選ばず、かなり日陰の所でも良く育ち、開花する丈夫な花木です。
しかも、花の香りが強いので、洗面所トイレの脇に 植えている、お宅も あると聞きますよ。

種を蒔いても簡単に育てられるのだそぅで、晩秋になると、こげ茶色の実が 生っていますので
それを寒い時季に庭に蒔いておくと、春分を過ぎた、今頃から、生えてくるそぅです。

ロウバイの花や つぼみから抽出した 蝋梅油(ろうばいゆ)は、としても 使用されています。

この 宝登山の ロウバイは、‘ソシンロウバイ(素心蝋梅)’ といわれる種類で 花の外側だけでなく
内側も黄色いのが特徴です。
そして、花が咲いた後に出来る実は、ユニークな形をしています。 

黄色い甘い香りを 漂わせている見頃は、2月中旬頃 までとなります。
この時季、ポピュラーなとは、また違った趣の ロウバイ観賞。いかがでしょぅ。

えんリフォーム‘ シュウプロ は、時どきの 出会いを 大切に!
出会えた ご縁を 大切にしたい。
そんな 気持ちで 日々、仕事に 当たって おります。


霜柱(しもばしら)

新春の候。
新年に 入り、早、半月が 過ぎてしまいました。
本格的な 冬将軍の 到来は、これからなのでしょぅね?
北の方では、大雪だそぅですが、温暖化の せいか? いまだ あまり 厳寒を 感じぬ
今日この頃です。

「シュウプロの よもやま話」
今日も、気の向くまま、よもやまに つづって いきたいと思います。
さて、今日の話題は・・

最近では、あまり見る事もなくなりましたね、‘霜柱’
昔は、冬になると、あたり前の様に、学校の校庭 や 道端で見られたもので
また、あたり前の様に 踏みつけて、クツを汚したものでした。

霜柱は、厳冬期にしか見られない現象で、冬の季語でもあります。

霜柱とは、地中の温度が0℃以上、かつ地表の温度が0℃以下の時に、地中
の水分が、毛細管現象(毛管現象)によって地表に しみ出し、柱状に凍結した
ものです。 

地表の水分を含んだ土が凍る。
そこで、凍っていない地中の水分が、毛細管現象で吸い上げられ、地表に来ると
冷やされて 凍る事を繰り返して、霜柱が 成長します。

固まった土では、土が持ち上がりにくい為、霜柱は起こりにくく、耕された畑の土などで
起こりやすいとされます。
また、関東地方の土壌、関東ロームは、土の粒子が霜柱を 起こしやすい大きさである為
霜柱が 出来やすいそぅです。

霜柱を 見かけることが少なくなったのは、地球温暖化による影響、また、都市部 や 郊外では
ヒートアイランド現象 による影響もある他、道路の多くが舗装されて、水分を通しやすい地面が
少なくなった事なども 影響していると いわれます。

しかし、こんな事まで、懐かしくなるのも 時代の流れ?変化? なんですね。

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葉牡丹(ハボタン)

謹んで新年の お慶びを申し上げます。
新しい年を迎え 皆様の ご健康と ご多幸を お祈り申し上げます。

「シュウプロの よもやま話」
今日も、気の向くまま、よもやまに つづって いきたいと思います。
さて、今日の話題は・・

皆さんも、こんな花を 見かけたことが あると思います。 
開いたキャベツ?ハクサイ?みたいな、葉っぱ?花?・・・ ‘ 葉牡丹(ハボタン)’

葉牡丹は、葉が 牡丹の 花の様に見えることから、その名が ついたものです。
通常の花よりも、ずっと、長持ちし、その美しさを保ちます。
観賞用に 品種改良したもので、江戸時代から 普及してきた とされています。

 

縁起の良いものとして、紅白の葉牡丹が好まれ、お正月の門松に あしらわれたり
彩りを添えたりすることが定番でしたが、最近では、ピンクや薄いグリーン、グラデー
ションの美しいものなど、色も豊富になり、葉の形や大きさもバラエティ豊かになって
きました。 

お正月に限らず、これからの 花の少ない 寒い時期を 鮮やかに演出するには 最適な
花だといえます。
和風に なりすぎない様に 寄せ植えをすれば、クリスマスから お正月まで、玄関先や
リビングで、お客さまを 迎える ウェルカムフラワーとして 活躍しそぅですね。
ウェルカムフラワーとしての 寄せ植えは、その家の顔 ともいえるもの。
置く場所を決め、高さを確認して、視線の高さや 寄せ植えの向きなども 把握してから
植えると 失敗がありません。
コンテナも、とっておきのものを 選びたいですね。

葉牡丹は、園芸店やホームセンターなどで、色々な種類のものが 手に入ります。
中でも、茎が長く伸びた ‘踊り葉牡丹’ といわれるものは、より花らしく アレンジでき
他のグリーンとの 相性も抜群。
花束を作るようなイメージで、好みの形に 仕上げてみましょぅ。

一般に葉牡丹は、1年草として扱われますが、春に花の茎を摘み取り、夏の暑さを
乗り越えられれば、2年目以降も 育てることができます。
今年は、普通の葉牡丹を選び、来年は踊り葉牡丹に育てる」などと、目標を立てても
楽しいですね。
翌年まで 育てる場合には、3月に ゆったりとした鉢に 植え替えてあげましょぅ。

長く その美しさを楽しめる 葉牡丹。
食べることは 出来ませんけど、寒い冬を鮮やかに 彩ってくれそぅですね。
きっと、毎日の暮らしの中でも 何気に 安らぎを 与えてくれるのでは ないでしょぅか。

 

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ヤドリギ

初冬の候。
今年も残すところ、2週間 程となり、いよいよ、慌ただしく なってきますね。
また、寒さも厳しくなってきましたので、これからの 冷えこむ寒い日には、熱い料理を
ふぅふぅ いいながら 頬張って、美味しい お酒をクイッ!と いくのも いいですよね。
でも、体調管理には、くれぐれも 気をつけて、忙しい 年末を 乗り切って下さい。

「シュウプロの よもやま話」
今日も、気の向くまま、よもやまに つづって いきたいと思います。
さて、今日の話題は・・

クリスマスソングが 街の あちらこちらで 聞かれる 季節になりました。
クリスマスソングの中には、mistletoe」といぅ 英語が 多く登場します。
この「mistletoe」が、欧米で ‘聖なる木’ として クリスマスに 飾られる
ヤドリギです。

ヤドリギは、漢字で「宿り木」とも書きます。
他の木に 寄生して 成長することから、その名前が 付けられました。
寄生する 他の木に根を張って 水分や養分を 吸い上げますが、常緑樹の ヤドリギ 自体も
光合成を していますので、半寄生木になります。

一部の 例外を除いて、寄生される木が ヤドリギによって枯れることはなく、多くの
鳥類 や 動物に 果実や葉を餌として提供したり、鳥の巣作りに 一役 買ったりする
生物多様性が 認められています。

ヨーロッパ、アジア、オセアニア、アメリカなど世界中に 複数の種類が 分布していて
日本でも、ブナ・ミズナラ・サクラ・ケヤキなどの 高木に寄生する ヤドリギを
見ることができます。
すっかり 落葉してしまった高い木に、丸く浮かび上がった ユニークな形をした木を
見たことは ありませんか?

私たち 日本人にとって、ヤドリギは、薬草として用いられていたといぅ以外に
特別な意味は ありませんが、ヨーロッパでは、キリスト教以前から “聖なる木” として
儀式などに 使われてきた様です。
現在では、クリスマスの12日前から クリスマス後の 12日の間、家の入口などに
束ねたものをつるし、子孫繁栄 や 幸福を願います。
ヤドリギの下で 男女が キスをすると幸福になる、などといぅ 言い伝えも ありますよね。
知ってました?

この ロマンティックな 木を クリスマスの前に リース や アレンジメントにして
楽しむのも いいですね。
ヤドリギの 独特な葉の形や 果実の風合いを 生かす為には、木の実やヒバ、モミといった
グリーンだけを 使って シンプルに作ると 良い様ですよ。

とても 幸福を呼びそぅな ヤドリギ、皆さんも 飾って みては いかがです?

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ホタテ(帆立)

向寒の候
日増しに 朝晩の冷え込みが 身に凍みる 様になり、気が付けば 今年も
残すところ、ひと月 余りと なりました 今日この頃。

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今日も、気の向くまま、よもやまに つづって いきたいと思います。
さて、今日の話題は・・

これからが、旬の時季、‘ホタテ(帆立)’
ホタテは、11月~3月までの これからの寒い時季が 旬だと いわれています。

‘舟の帆’ 
に似た貝殻が、‘殻を立てて、海面を移動する’ といぅ、俗説から
この呼び名が 付いたと いわれています。
ヨーロッパでは、ホタテ貝類は、豊穣の象徴として、ギリシア神話の 女神ヴィーナス
共に 描かれています。
キリスト教では、イエスの使徒の一人、聖大ヤコブの象徴として、扱われていて
フランスでは、ホタテガイを、‘聖ヤコブの貝’ と呼んでいるそぅです。

二枚貝は 普通、2つの貝柱を持っているものですが、 ホタテ貝には、一つしかありません。
生まれた 直後は、2つの貝柱を 持っているのですが、成長につれて 一方が退化し
もう一方が、中央に移って 大きくなるそぅです。

したがって、皆さんが、良く食べているのは、貝柱。
その、貝柱の強い力を使って、二枚の貝殻を 勢いよく閉じ、 耳と呼ばれるところにある
2つの噴射口から、ジェット式に 水を吐き出して、その反動で、前に飛ぶ様にして 泳ぎます。

干したものは、‘干貝(カンペイ)’と呼ばれ、アワビイリコフカヒレ、と共に
中華料理の ‘四大珍味’ とされています。
刺身や煮込み、バター焼き、スープなど、様々な料理で 使用されます。
ヒモ(貝ヒモ)と呼ばれる、外套膜も、燻製や塩辛などが、美味いですよね。

美味いだけではなく、この、ホタテには、豊富な成分が含まれています。
たんぱく質は、豊富で、脂肪は少なく、遊離アミノ酸のタウリンが、多く含まれていて
ビタミンE や ビタミンB2B12も含有。
更に、鉄分 や 亜鉛などの ミネラル類も 多く含まれています。

したがって、ホタテを食べる 効能としては、高たんぱくで低脂肪
脂肪を代謝する、ビタミンB2の働きで、ダイエットに 向いています。
タウリンは、コレステロールを低下させ、血圧を正常にする 働きがあるので
高血圧や、動脈硬化の予防に効き、また、眼精疲労を取り除く 働きをします。
ビタミンEも、過酸化脂質の生成を防ぐので、動脈硬化予防強化します。
更に、鉄分が 増血に働き、ビタミンB12が、悪性貧血を予防します。
亜鉛が、味覚や臭覚の機能を正常に保ち、グルタミン酸が、脳の働きを高めます。

ホタテ貝の、この独特の貝殻は、工業利用され、ホタテセラミックや、ホタテタイルなど
粉砕したものを、特殊な処理をして固めて、歩道のタイルなどに利用されます。
このタイルは、水を通すので、歩道が水浸しにならない、優れた素材なのだそぅですよ。

ホタテといえば、安岡力也さんの、‘ホタテマン’
懐かしいですねえ。

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紅葉(こうよう)

寒気の候。
日増しに 寒さも つのり、日だまりが 恋しい季節と なり ましたね。
気が付いて みたら、今年も 一ヵ月半を 残す ばかりです。
早いものですね。

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今日も、気の向くまま、よもやまに つづって いきたいと思います。
さて、今日の話題は・・

秋も、いよいよ深まり、紅葉のシーズンを 迎えていますね。
紅葉という言葉からは、カエデなどが真っ赤に染まった 葉っぱを 思い浮かべますが
葉が黄色く 変化するのも 紅葉の一種です。
黄葉(こうよう)”と 呼ぶことも あります。
その色が 変化する仕組みについては、まだ 分かっていないことも 多いそぅです。

秋の深まり とともに、日本列島を 色鮮やかに 染め変えていく 紅葉の季節。
その年の天候や 環境の変化などによって、同じ土地の同じ木々で あっても、色づき具合が
毎年 異なると 言われています。

きれいな色に 紅葉するには、いくつかの条件が 必要なのだそぅです。
一つは、日中に、太陽の強い光が 降り注ぐこと。
そして もぅ一つは、昼と夜の気温差が 激しいこと。
さらに、乾燥し過ぎない適度な 水分が あることも、大事だとされています。
渓谷などに 紅葉の美しいエリアが 多く見られるのは、こうした条件が整い やすいから
でしょぅか?

また、紅葉した木々を観賞する 「紅葉(もみじ)狩り」は、既に、奈良~平安時代には
貴族の間で行われていたとされ、その様子が 和歌にも 詠まれています。
美しく色づいた葉を 追い求めて野原を歩く、貴族たちの姿が 目に浮かぶ様です。
皆さんも、道端に落ちたカエデの 葉っぱが あまりにも鮮やかな 赤い色をしていて
思わず拾って、見つめてしまったことって ありませんか?

南北に長い日本では、紅葉前線が 北から南へと 下りきるまでに、10月初旬から12月
初旬ごろまで かかるとも 言います。
皆さんも お近くの 紅葉の名所へ 出かけて みては いかがでしょぅ?

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向寒の候。
暦の上では、明日は 立冬、気が付けば、落ち葉が 風に舞う季節となりました。
朝晩は 冷え込む様にもなり、冬は、もぅすぐ そこまで、来ている様ですね。

「シュウプロの よもやま話」
今日も、気の向くまま、よもやまに つづって いきたいと思います。
さて、今日の話題は・・・

近年、戦国武将 や 幕末の志士たちの人気など、様々な形で、歴史ブームが 続いています。
全国各地で 歴史に ちなんだ 街おこしなど、これからも、もっと盛んになっていきそぅです。
そこで、今日の話題は、歴史ブームの中でも、愛好家が増えているといぅ ‘城’ について
取り上げて みたいと思います。

‘城’と聞いて皆さんが 思い浮かべるのは、漆黒の屋根瓦、美しい しっくいの白壁に代表される
‘天守(閣)’ の勇壮な姿 ではないでしょぅか?
この天守は、いわば城のシンボルでもあり、時の権力者や 各地の大名たちの 権勢を示す
役割を果たしていた とも いえるものです。
現在、この天守が、昔の形を残しているのは、弘前城 や 姫路城、高知城など 12城 のみで
‘現存天守’ と呼ばれています。
その他にも、復元や 模造などにより、天守が建っている城は、数多く 存在しています。 
‘のぼうの城’忍城、秀吉軍勢に攻められた、小田原城など、今 建っている城も
その様な 城の うちの一つですね。

晴れ渡った 青空に映える天守は、確かに 見事なものですが、城の魅力は それだけでは
ありません。
城全体を守り、見張りをする為の建物として、角地に建てられたのが ‘櫓(やぐら)’ です。
櫓は、その外観が丁度、天守を小ぶりにした様に 見えるのが 特徴です。
城を守る為の 施設ですから、天守のない城は あっても、櫓のない城は なかったといいます。
また、城の出入り口となる ‘門’ も、それぞれの城によって個性があるものです。
見るからに 強固な門の造りを眺めていると、当時の戦(いくさ)の激しさを 想像 出来るかも
しれませんね。
更に、隙間なく積み上げられた ‘石垣’ や、敵の侵入を防ぐ為の ‘掘’ や ‘土塁(どるい)’
など、城を構成する 要素の 一つひとつが、その城が たどってきた 歴史や 城主の考え方を
物語るものです。

日本全国に現存する、歴史的な 城郭の数は、4万とも5万とも いわれています。
中には ‘山城(やましろ)’ といって、主に戦国時代、軍事目的で、山の尾根に 建てられた城も
あります。
そぅした城の場合、残念ながら、当時の建物は 全く残っておらず、わずかに 石垣が残されて
いるのみ といぅことも 少なくありません。
でも、「兵(つわもの)どもが夢の跡」などといぅ言葉もある様に、そんな 戦国のロマンを
感じるのには むしろ、ぴったりな 史跡かもしれませんね。

季節は これから寒くなりますが、空気の澄んでいる冬は、絶好の 城めぐり シーズンなんだ
そぅですよ。
また、城めぐりに 役立つガイドブックなども 書店で簡単に手に入りますから、興味のある方は
是非、お目当ての城を訪れて、‘一国一城の主(あるじ)’ 殿様に なった気分に浸って
みては いかがでしょぅか?

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源氏物語

紅葉の候
日に日に、秋も 深まりを見せますが、もうじきに ハロウィン、立冬と 冬の足音が
聞こえてきそぅな 今日この頃。
秋は、過ごし易い季節なのに、短いのが 残念ですね。

「シュウプロの よもやま話」
今日も、気の向くまま、よもやまに つづって いきたいと思います。
さて、今日の話題は・・・

今年の 大河ドラマでも 注目を集めて いますでしょぅか?
‘源氏物語’

源氏物語は、平安時代中期 紫式部の作で、全54帖(じょう)から
なる、物語です。

1008年11月1日、紫式部が仕えた、藤原道長の娘、彰子が、親王を出産した
記念の席で、公卿の 藤原公任が、‘あなかしこ、この あたりに 若紫や候ふ’ と 物語に
触れて話した事が、‘紫式部日記’ に書かれている事に、由来するのだとか。

作者の 紫式部とは、平安時代中期の 物語作家歌人でもあります。
出生は、970~973年あたりと推定され、没年は不詳。
父は、藤原為時、母は、藤原為信の娘と言われておりますが、本名も不明で
当時の、直筆の原稿も 残ってはいません。
今の 原稿用紙にして、2300枚に上る、源氏物語 54帖は、一部、作者が
別人であるとの 説もあり、今だ なぞが 多いのだそぅです。

過去の歴史を振り返ると、社会が不安定になり、人々が精神的な支えを探し求める様な
時代に、源氏物語は 脚光を浴びて 来たと いわれます。

1467年
から10年間、続いた、応仁の乱があった、室町時代には、写本が 数多く
作られました。
徳川家康は、天下人になる覚悟を 固める為、識者から、源氏物語の講義を受けたと いいます。
昭和の時代に入ると、戦争を挟み、谷崎潤一郎は、現代語訳を 完成させています。

2000年には、(普段、あまり、お目にかからない)2000円札の 発行されて
裏面に、源氏物語絵巻の 鈴虫の図柄が、デザインされていますよね。

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玄米

秋晴れの候
朝晩は、めっきり 涼しくなりましたが、日中は、まだまだ、夏の名残りを 思わせますが
日に日に 秋の深まりを 感じる 今日この頃です。

「シュウプロの よもやま話」
今日も、気の向くまま、よもやまに つづって いきたいと思います。
さて、今日の話題は・・・

・・・玄米。

今年も 既に、新米が 美味しい季節を 迎えて おりますが、コメの高騰には、頭が痛いですね。
は、古来より、日本人の身体づくり・健康を支えてきた、生命の糧です。
その 米、本来の力を 丸ごと食する玄米には、豊富な栄養成分のみならず、心身のバランスを
整える貴重な 健康成分が 含まれていることが 分かっています。

 

米の一番 外側の もみ殻だけを 取り除いたものが玄米ですが、その 何よりの特徴はといぅと
‘生きている米’ だといえることです。
玄米を 水に浸しておくと、自然に芽が出てきて、根を張ります。
それは、玄米には 生命の源となる 栄養価の高い 胚芽と ぬか層が、丸ごと残っているからです。

また、玄米には、炭水化物の他に、ビタミンやミネラル類、食物繊維などが、バランス良く
含まれています。
特に ビタミンB1が多いので、主成分の炭水化物を 効率 良くエネルギーへ 変えることが
出来ます。
そしてまた、ミネラル類、私たち現代人の食生活で 不足しがちな 鉄分やカルシウム
カリウム などが、含まれている 玄米は、白米よりも 生命力が 豊かなものです。

玄米には、前述の栄養成分 以外にも、心身に重要な 働きをする 様々な 健康成分が
含まれています。
その中でも、近年、特に注目される様になったのが、γ (ガンマ)-オリザノールといぅ
成分です。
これは、ぬかや 胚芽の油に含まれる ポリフェノールの一種で、強い抗酸化力を秘めています。
体内の 活性酸素を抑え、血流を良くしたり、自律神経の 働きを整えるなど、心身の健康
維持の為に 役に立つ、多彩な働きが 期待を させています。

さて、昔の世から、玄米と一緒に食されてきたものに、味噌と ごまが あります。
味噌には、玄米では 摂りきれない、必須アミノ酸が含まれています。
また、ごまは、良質な 脂質や ビタミンE、抗酸化成分の 宝庫です。  
この様な 伝統的な組み合わせは、現代の 栄養学から見ても、実に理にかなっている
ものなんですね。 

玄米なんか、炊いたことないよ、なんて方も、いらっしゃいますよね? 心配無用です。
もみや ゴミを 洗い流して、たっぷりの水に 一晩(7~8時間)浸けておけば、炊飯器や
鍋で 普通に 炊くことができますよ。

玄米は、パラッとした食感ですので、チャーハンや 混ぜご飯にも、ぴったり!
また、カレーや エスニック系などの 風味や味の 強い料理とも、相性が良いですね。 

皆さんも、玄米が持つ、生きた米の力で、日々の健康づくりに 役立ててみては いかが
でしょぅか?

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ユリ根

錦秋の候。 
10月
に入り、ひと雨ごとに 秋の色も深まり、朝夕は、めっきり、涼しくなってまいりました。
秋の夜の 静寂の中、どこからともなく、響きわたる 虫の音。
また、どこからともなく、香る キンモクセイの香りに、何とも 言えぬ 情緒を感じませんか?

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さて、今日の話題は・・・

皆さんは、ユリ根 といぅ植物を 食べたことが ありますか?
ユリの 球根が 食べられることは? 知ってました? 

名前の通り、ユリ根は、ユリ科ユリ属の ヤマユリコオニユリオニユリの 球根です。
この他にも、ユリには 多くの種類がありますが、その他の種類の球根は、食べないで
下さいね。
苦くて 食べられないそぅですよ。
また、ユリ根を 食用にしているのは、日本と中国だけだと いわれていますが、いつ頃から
食べられていたかは 不明です。
日本人が 畑で栽培し、一般に食べられる様になったのは、17世紀ごろ からだそぅです。
現在、日本のユリ根は、その ほとんどが 北海道産で、10月に収穫が始まります。

さて、この なかなか 珍しいユリ根ですが、栄養価が、とても高いことも 意外と知られて
いないのではないでしょぅか?
特に タンパク質は、ジャガイモの約2倍もあり、更に良質の デンプンも 多く含んでいます。
また、水溶性の食物繊維が 豊富なのも特長です。
他にカリウム、鉄、リン、カルシウム なども 含まれています。
これだけの 栄養価が あるのですから、その昔、中国や日本で、薬用として食されていた
ことも 納得できますね。

ユリ根は、鱗片(りんぺん)を一枚ずつ 剥がして使うのが 基本です。
ゆでる時は、塩を多めに入れるのが コツで、これだけでも ホクホクした食感が
楽しめます。

家庭料理としては、茶碗蒸しに入れたり、シンプルに 唐揚げにしても、美味しく
食べられ
ますが、ちょっと 珍しいメニューを ここで、ご紹介しましょぅ。

それはユリ根の クリームスープです。
ジャガイモ と 生クリームで作る、ビシソワーズに とても似ているのですが
ユリ根 独特の 
風味が、濃厚に楽しめる 一品です。

《作り方(2人分)》

材料:ユリネ(100g) 
牛乳(200cc) 
スープ(水1/2カップ+固形スープの素1/3個) 

バター(小さじ2) 
生クリーム(30cc)
塩・コショウ 少々 

【1】ユリ根の鱗片を 一枚ずつ 剥がして、きれいに洗います。
  剥がしたら、ラップに包み、電子レンジ(600W)で、約2分加熱します。
【2】柔らかくなった 鱗片を スプーンの背で、丁寧に 潰します。
【3】鍋にスープ、牛乳、生クリーム、バターを入れ、【2】を加えて、軽く煮ます。
【4】煮立ったら、塩・コショウで味を 調えます。
 ※お好みで、ドライパセリなどを 振れば、色味が、きれいに なりますね。

消化が良くて 体も温まるので、これから寒くなっていく、この時期に ピッタリの
メニューでは ないでしょぅか?
ユリ根が手に入りましたら、是非、作って、味わってみて 下さいね。

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