まねき猫
秋冷の候。
日増しに 秋の深まる 気配を感ずる 今日この頃。
「シュウプロの よもやま話」
今日も、気の向くまま、よもやまに つづって いきたいと思います。
さて、今日の話題は・・・
商売繁盛の 縁起物として、日本では 古くから 片手を上げたポーズの猫の置物
‘まねき猫’ 。
今でも商店の 目立つ場所 や 何気に家庭の、どこかに 飾られていたりしますよね。
この まねき猫、右手を 上げている物は、お金を招き、左手を上げている物は
人を招く といわれていて、どちらにしても 商売繁盛の 縁起物と いぅことになります。
最近では、両手を上げている まねき猫も 見かけますね。
まねき猫は、江戸時代、大老として 徳川家を支えた 井伊直弼の先祖、井伊直孝が
関係している エピソードが、まねき猫の ルーツと いわれています。
こんな、お話しだそぅです。
ある日、鷹狩りに 現在の世田谷へ 出かけた時の話、現在は、住宅街の 世田谷ですが
当時は、うっそうとした原野が 続いていた土地です。
ここで 井伊直孝は、突然のドシャ降りに 見舞われてしまいました。
そこで 仕方がなく、近くの荒れ果てた寺の、その門のところで、井伊直孝 一行は
雨が上がるのを 待っていました。
すると、寺の奥から、一匹の猫が 現れて、手招きをしたのだそぅです。
‘いったい何だ?’ と井伊直孝たちが、その猫の まねく方向へ歩を 進めた瞬間
さっきまで 雨宿りをしていた門に、激しい落雷が あったのです。
その猫が 招いてくれなければ、当然、その雷に一行は、やられていたはず・・・
と ゾッとし、それと同時に、猫に 感謝をしました。
そして その話が広まり、猫が守り神として 奉られる様に なったのだといいます。
猫は、雨降り前、湿度が高くなってくると 顔を洗う様に、毛づくろいすると いわれます。
たまたま、そんな しぐさを見かけた 井伊直孝は、命拾いをしたと いぅことですね。
ちなみに、その井伊直孝が 雨宿りをしていた 世田谷に あった荒れた 寺とは
現在は 立派な 豪徳寺。
その事に 感謝をした 井伊直孝は、そこを 菩提寺として 再建しました。
現在、その参道の脇には、元祖・まねき猫を 奉った、お墓も あるのだそぅです。
’えんリフォーム‘ シュウプロ は、時どきの 出会いを 大切に!
出会えた ご縁を 大切にしたい。
そんな 気持ちで 日々、仕事に 当たって おります。