アイリス

春陽の候
早いもので、5月を 迎えよぅとする 今日この頃。
暦の上では、八十八夜立夏 
そろそろ、の訪れを 感じる頃となりますね。

「シュウプロの よもやま話」
今日も、気の向くまま、よもやまに つづって いきたいと思います。
さて、今日の話題は・・・

季節の花に 目を やると、鮮やかな葉の緑に 紫色の花、その色の コントラストが
美しい  ‘アイリス’ の花の季節と なります。
一言で アイリスと いっても、日本には アヤメカキツバタハナショウブ などの
種類が あります。
‘何れ 菖蒲(あやめ)か 杜若(かきつばた)’ といぅ言葉、聞き覚えが ありますよね。
「どちらも 甲乙つけ 難いほど 美しい」 または、「よく似ていて 区別がつけ難い」
といぅ意味で 使われる様に、いずれも、花の姿が とても よく似ています。
辞書で ‘しょうぶ’ と引くと、‘菖蒲’
‘あやめ’ と引いても ‘菖蒲’ と出てきますし、ややこしい、花であることは
違いないですね。

では、これらの花、見分けることが 出来ますか?
実は、花弁で 見分けることが 出来るんです。

花の中心に 網目模様があるのが アヤメ
白い斑紋が 入っているのが カキツバタ
黄色い斑紋が 入っているのが ハナショウブ になります。

日本の 古典にも登場する アイリス。
清少納言は その花色を「心憎いまで美しい」と詠い、江戸時代の画家が
描いた 国宝の 金屏風には、アイリスが 咲き乱れています。
西洋でも、太古より愛され続けてきており、古代エジプトの墳墓のレリーフにも
登場し、ギリシャ時代には 香料として使われていた といわれています。

また、ゴッホ や モネなど、印象派の絵画 や ラリック、ガレなど
アール・ヌーボーの 旗手たちの 作品の中にも、この花の モチーフは
多く登場します。
いかに アイリスが 人々を 魅了し続けてきたかが、うかがえますね。
文学、絵画、インテリア、建築・・・文化の中に見る、アイリスに 焦点を
当ててみるのも 楽しいかもしれませんね。
19世紀末の フランスに端を発する アール・ヌーボーは、植物 や 昆虫など
自然からの インスピレーションを 多く受けています

アイリスには、アヤメハナショウブの様な 和風の イメージの ものの他
ヨーロッパで 品種改良された、華やかな 品種があります。
ジャーマンアイリスダッチアイリス などが それです。

アイリスの葉は、初夏を思わせる 鮮やかな緑と 潔く伸びた直線が美しく
花は 繊細で 柔らかい曲線が美しい。
その直線と曲線、そして色のコントラストが、この花の魅力の 一つだと思います。

庭で アイリスを育てる場合は、花色も豊富で 華やかな ジャーマンアイリスが
人気だそぅですよ。
水はけの 良い場所に植えて、乾燥気味に 育てて下さい。

この時季、アイリスが 群生する庭園も、各地で 公開されています。
天気の いい日に 散策されてみては いかがでしょぅか?

えん リフォーム‘ シュウプロ は、時どきの 出会いを 大切に!
出会えた ご縁を 大切にしたい。
そんな 気持ちで 日々、仕事に 当たって おります。

▼お見積もり・ご相談▼
【フリーダイヤル】0120-654-388
【受付時間】9:00~18:00
【メール】こちらのフォームよりどうぞ(24時間受付)≫
【対応エリア】狭山市・川越市中心に埼玉県内


一覧ページに戻る