酒呑童子(しゅてんどうじ)

余寒の候。
明日は、立春を 迎えるとはいえ、春 遠からじ。
まだまだ、厳しい寒さが 続きます。

「シュウプロの よもやま話」
今日も、気の向くまま、よもやまに つづって いきたいと思います。
さて、今日の話題は・・・

今日は、‘節分’
あちら こちらで、さんたちが 逃げ惑う日ですね。

古き時代よりは、民話や 郷土信仰に 登場する 悪い物、恐ろしい物
強い物の 象徴とされます。

‘おに’ 
語源は、‘おぬ(隠)’ が転じたもので、元来は 姿の見えないもの
この世 ならざるもの である事を 意味したとされます。

また、の 方角と の方角の 間の方角(艮:うしとら)を 鬼門と呼ぶ事から
鬼は、体、虎の を持ち、虎の皮を 身に付けていると
される様になりました。

皆さんは、最強最悪の鬼を ご存知でしょぅか?
日本の鬼は、非常に 多様な 表され方をしています。
その中でも、最も恐れられる鬼に ‘酒呑童子(しゅてんどうじ)’ が上げられます。
 

酒呑童子は、京都と 丹波国の国境の 大枝(老の坂)に住んでいたとされる
鬼の頭領 だといわれています。

室町時代の物語を 集めた ‘御伽草子(おとぎぞうし)’ などによると 酒呑童子の姿は
顔は薄赤く髪は短くて乱れた赤毛背丈が6m以上で 角が5本
目が15個も あったそぅです。
酒呑童子が 本拠とした 大江山では、龍宮のような 御殿に棲み、数多くの 達を
部下にしていたと いいます。

一説によると、12、3歳で ありながら、絶世の美少年であった為、多くの女性に
恋されましたが、全てを断り、彼に 言い寄った女性は、恋わずらいで 皆、死んで
しまったのだそぅです。
そこで、女性たちから 貰った 恋文を 焼いてしまったところ、想いを告げられなかった
女性の 恨みによって、恋文を燃やした時に 出た煙に まかれ、鬼になったと いわれます。
そして、鬼となった 酒呑童子は、本州を中心に 各地の山々を 転々とした後

大江山に 棲みついたと いわれています。

また、酒呑童子は、日本最強の鬼と呼ばれ、玉藻前(たまものまえ)で 有名な
白面金毛九尾(はくめんこんもうきゅうび)の狐と、恨みによって大天狗と化した
崇徳天皇(すとくてんのう)と並んで、日本三大悪妖怪と いわれます。

ちなみに、玉藻前とは、鳥羽上皇に 仕えた 白面金毛九尾の狐が 化けた架空の 絶世の美女
崇徳天皇とは、保元の乱に敗れ、讃岐国に流刑に処された後、爪や髪を伸ばし
夜叉の 様な姿になり、後に生きながら 天狗になったとも、怨霊になったとも いわれる人物です。

酒呑童子は、京都に上り、茨木童子を はじめとする 多くの鬼を従え、大江山を拠点として
しばしば、京都に出現し、若い貴族の 姫君を誘拐して側に仕えさせたり、刀で切って
生のまま 喰ったりしたとも。

あまりの 悪行を見かね、帝の命により、摂津源氏の 源頼光と 嵯峨源氏の 渡辺綱
筆頭とする 頼光四天王により、討伐隊が 結成されます。
姫君の血の酒や、人肉を共に食べ安心させた上、酒盛りの最中に、頼光が 帝より兜と共に
もらった、‘神便鬼毒酒’ といぅ酒を 酒呑童子に飲ませて、体を動けなくした上で
寝首を かいたとされます。
しかし、首を 切られた後でも、頼光の 兜に 噛み付いていたとかで、聞くからに
恐ろしい 鬼ですね。

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