滝(たき)

残夏の候。
暦の上では、立秋が過ぎたとはいえ、相変らず 酷暑が続き
土用明けの 暑さは 一段と厳しく、まだまだ、夏も 真っ盛りな 今日この頃です。

「シュウプロの よもやま話」
今日も 気の向くまま、よもやま に つづって いきたいと 思います。
さて、今日の話題は・・・

木々の 緑の中を流れる 幾重もの真っ白な筋、岩に打ちつける 力強い水の音など
夏ならではの 涼を体感出来る場所といえば、日本各地にある “滝” が 挙げられますね。

滝の楽しみ方には、ただ滝を 眺めるだけでなく、昔から 様々なものがあった様です。
例えば、‘滝浴び’
今でこそ、“滝を浴びる”といえば、白い装束に身を包んで行う修行ぐらいしか
思い浮かばないかもしれませんが、江戸時代には “滝浴び” が 娯楽の一つで あったといわれています。
当時の “お江戸” といえば、まだ海水浴の習慣など 無かった時代です。
夏の盛りに ひと時の涼を求めて、滝を浴びて楽しんだそぅです。
中でも有名なのは、現在の東京都北区にある「名主の滝」
当時、「王子七滝」と呼ばれた 名所のひとつで、滝の周りには 茶屋などの店も出て
にぎわった といわれています。
おそらく、滝の真下で 水に打たれるといぅよりも、滝のしぶきを体に浴びるくらいの
ゆったりと くつろげる避暑地の様なものだった のではないでしょうか。

そうした 娯楽性の高い 滝遊びなどがある一方で、滝は古来より、神聖な場所として長い間
あがめられてきました。
その興味深い歴史は、全国各地に残る滝に まつわる伝説や、今も なお続いている 滝祭りなどの
伝統的な習慣に 垣間見ることができます。

例えば、群馬県沼田市「吹割(ふきわれ)の滝」に残されている、‘竜宮伝説’
ここの滝つぼは 竜宮につながっているとされ、村人たちは めでたいことがあると、膳や椀を
借りる為に手紙を書いて 滝つぼに投げ入れました。
すると、滝の岩の上に 膳や椀が 置かれていたといいます。
ところが ある年、うっかり 一組の膳と椀を返し忘れてしまい、以後は竜宮から、膳も椀も
借りることが出来なくなってしまった といぅ言い伝えです。

ある時は 近寄りがたい 神聖な場所として、そして またある時は 気軽な娯楽地として
滝は それぞれの時代で人々の生活と深く関わってきました。
幸いな事に、大小、有名無名を問わず、日本全国には 数えきれない程の滝があります。
名所と呼ばれる滝を めぐるのも良し、近くの親水公園を流れる 小さな滝で 一息つくのも
また 良しですね。
まだまだ、暑い日が 続きそぅです。
この夏の終わりに、滝の白き しぶきに 癒やされる っといぅのも 良さそぅですね。

えん リフォーム‘ シュウプロ は、時どきの 出会いを 大切に!
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