ところてん(心太)

仲夏の候
7月
に入り、早、半月が 経ちました。
早々と 梅雨が 明けたかと思いきや、戻り梅雨の 様相ですね。
また、コロナの波も 再来の 兆しもあり、スッキリと 晴れない 今日この頃です。

「シュウプロの よもやま話」
今日も 気の向くまま、よもやま に つづって いきたいと 思います。
さて、今日の話題は・・・

天草(てんぐさ)を煮溶かし、冷まし固めた ‘ところてん’

透明感と つるっとした 喉ごしは、夏の暑さを 涼やかに癒してくれる一品ですね。
江戸の時代から、天草の本場・名産地といえば、伊豆の稲取なんだそぅですよ。

夏になると 食卓にも 登場する ‘ところてん’
天突き といぅ器具で 麺状に押し出し、酢醤油や辛子で、さっぱりと 食べるのが定番。
材料は、天草という海藻で 煮溶かして、冷ますと 固まる 性質を持っています。
全国の 様々な海域で採れますが、とくに伊豆半島の稲取産は コシが強く、コクのある
ところてん が出来る為、江戸・沼津藩の時代から、海女による天草漁が盛んに行われて
きたそぅです。
天草は 採った直後の乾燥も重要で、稲取では明治中期から 干し場に やぐらを組んで
竹の 簀の子の上に 広げて 乾かす方法を開発。
砂が付かず、水切れや風通しが良い環境で作られた質の良い「稲取の さらし天草」は
名産地の 評判を 更に高めました。

現在でも 漁や乾燥の方法は勿論、ところてん作りの  基本的な工程は、昔ながらの
手作業が多いのだといいます。
時間も 手間も かかりますが、良質の天草から生み出される豊かな 風味と 口当たりは
本場ならではの 格別な味わい。

日本の食品の中でも、ところてんは 大変に 古い歴史を持っています。
飛鳥時代に 制定された「大宝律令」で、「心太(こころぶと)」といぅ名で登場していますし
当時は 上流階級の 高級な食べ物でした。
その語源は、天草が “煮凝る” 様子を 表わしたものといわれ、その後、呼び名を変え
‘ところてん’ となったのは 江戸期のこと。
庶民の間にも広がり、納涼茶屋などで 売られていました。
冷たいスウィーツなどない時代、ところてんは、暑気を癒す、有り難い 食べ物だったこと
でしょぅ。

「清滝の 水汲みよせて ところてん」といぅ、芭蕉が 詠んだ 名句が あります。
目に口に 滝の様な涼しさを誘う、ところてんの 魅力を 詠んだものです。

天草と水だけで作る ところてんは ノンカロリーで、見た目の 涼しさだけでなく、実際に
体を冷やす作用も あるそぅです。
酢醤油を かけるのも、酢に含まれる クエン酸を摂り、醤油が汗で失った 塩分を補うといぅ
理に かなった食べ方。
また、アガロースといぅ 食物繊維も 豊富に含まれ、理想的な自然食品です。

黒蜜を かけて食べても、などといぅ 食べ方も・・・
でも やっぱり、ところてん には、酢醤油が 良くないですか? どぅです?

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